視力回復の歴史

視力回復の歴史

1800年代に入ってから屈折矯正手術が始まりましたが、コンタクトレンズが登場したのも同時期です。
つまり、それまではメガネだったのが、眼球に直接のアプローチを考え出したのがこの頃、ということになります。
しかも、コンタクトレンズの場合は、ハードレンズとソフトレンズに分かれます。
当初はガラス製でしたが、プラスチック製のものへと開発が進み、さらに酸素を目に供給できるものへと変わっていきます。
ちなみに、眼科医がすすめるのは、目にピッタリフィットするソフトレンズではなく、酸素透過率の高いハードレンズの方です。

 

日本で、初めて屈折矯正手術を行ったのは順天堂大学の佐藤勉教授ですが、この人はコンタクトレンズの研究も進めており、視力回復の歴史において偉大な功労者と言えるでしょう。
コンタクトレンズはその後、改良が重ねられて、現在の使い捨てレンズへと進んでいきます。使う人にとって、より利便性の高いものが取り入れられています。

 

視力回復の方法のひとつに、「オルソケラトロジー」がありますが、この研究がアメリカで始まったのは1940年代。
日本には、2000年頃に入ってきています。オルソケラトロジーは視力矯正用のハードコンタクトレンズを使った治療法ですが、視力が安定しないという欠点があげられています。

 

さらに現在は、オルソケラトロジーより進んだ視力回復法の「オサート」という治療法の研究が進められているようです。
どの視力回復方法にも一長一短あり、万人に有効な方法というのは存在しません。
レーシックは、角膜の薄い人や近視の強い人は手術を受けることができませんし、オルソケラトロジーも効果が見られる人と、そうでない人が存在します。
視力回復の研究に携わる人々は、すべての人に利用できる方法を模索し続けています。